私の大学時代の親友M
「身体は大きくて力持ち」を絵に描いたようなM
柔道の特待で九産大に進学し
そこでMと出会いました。
Mは大学を卒業後 立派な経営者になりましたが
お父さんが早く亡くなり、お母さんが女手ひとつで育てたそうです。
その「お母さんに毎朝夫婦で手を合わせお参りするためのベンチ」
それが今回の依頼でした。
和室で使うベンチなので
脚元は畳を痛めないよう
脚ではなく
スキーにような板状になっています。
座面はざっくり編んだ
ブラウン色
畳の鶯色とオーク材に良く合います。
畳の縁が痛まないよう
脚間サイズも考慮しました。
お母さん思いのM
本当に優しい男です。